厳選3個!ドラッグストア店員が語るドラッグストア薬剤師待遇の良さ

皆さん。高給取りの人が近くにいませんか?僕の近くにはいます。

それは、薬剤師です。なんで、こんなにも時給がいいのだ~。うらやましいぞ~と感じてしまうくらいです。

ドラッグストアに行こうかな、と迷っている薬剤師はいませんか?

待遇が一般の従業員と比べ、全然違います!時給だけではありません!

無知なことに僕がドラッグストアに就職するまでは、薬剤師は

「製薬会社で勤務をしている」

「病院で勤務をしている」

「調剤薬局で勤務している」

と思っていました。

ドラッグストアで勤務している姿を見て驚いてしまいました。

そして、次に驚いたのが

待遇の良さです。一般の従業員とはホントに比べものにならないぐらいいいんです。

僕が感じたドラッグストア薬剤師の厳選した3つの待遇の良さはコレです!

「時給が軽く2,000円は超えている」

「他の売場に行かなくていい」

「店長がとても大事にする」

 

僕がこの記事を書こうかと思った背景は、

初めてドラッグストアに入ってきたパートの薬剤師の方が”待遇”に不安を持っていたからです。

その薬剤師の方は、

「薬以外は知らないから他の売場任されたらどうしよう」

「店長怖そうな人やけど大丈夫なんかな・・」

と求人票には書かれていない部分に不安を感じていました。

そこで上記に書いている待遇を伝えましたら、不安が吹き飛んだようです。

 

 

ドラッグストアに勤務しようかなと迷っているパート薬剤師の方

ドラッグストアに入る予定で、求人票に書かれていない部分を知りたいパート薬剤師の方

ドラッグストアに初めて入り、不安で一杯のパート薬剤師の方

その悩み僕が解決します。

*この記事はパート薬剤師の方に向けた記事です。

 

時給が軽く2,000円は超えている

まず、この件です。

これは、求人票にも書かれているので、皆さんわかっていることです。

でも、一般従業員の僕は叫びたいのです。「うらやまし~」と。

これは、やはり血の滲むような努力をしてきた結果です。

薬学部で6年間学び、来る日も来る日もお薬の勉強。その一方で、たいした勉強もせずフラフラしてた私。

そりゃ、これだけの差が出てくるもんです。

 

ここまで差があると月給も沢山もらってます。

一般従業員の時給はその地域の最低賃金ではじまります。

全国平均930円です(2022.7.27現在)

 

計算用として全国平均の930円で計算します。

勤務時間は、8時間勤務まで出来る会社もありますし、7時間が限度としている会社もあります。

なので、勤務時間は、今現在、僕が務めている会社の7時間限度を用います。

 

まずは、一般従業員の方です。

930円×7時間=6,510円(1日)

月間勤務日数を21日に設定

6,510円×21日=136,710円(月間)

ここから税金を引かれるので、手元に残るのは約10,000円ぐらいでしょか。

次に薬剤師の方です。

僕が勤務している会社は2,500円なので、これで計算します。

2,500円×7時間=17,500円(1日)

月間勤務日数を21日に設定

17,500円×21日=367,500円(月間)

!!

これは、店長とほぼ同額、いや、もしかするとそれ以上にもらっている可能性があります。

税金を引かれても約300,000円は残っているでしょう。

 

基本給だけで差額を計算してみると

367,500円-136,710円=230,790円もの差があるのです

なんと!!驚き。

新卒正社員の給料並みの差があります。

薬剤師資格を持っているなら、店長並みの給料を貰えるので、ドラッグストア勤務もいいかもしれません。

 

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他の売場に行かなくていい

さて、これからは、実際に入ってみないとわからない部分のお話しをします。

 

薬剤師=薬のスペシャリストですので、薬・健康食品の相談を受けて、答える、そして販売する

というのが、求められています。

よって、他の売場(日用品や化粧品)に行かなくても何も言われません。

下の項目で詳しく書きますが、店長からの指示でそうなっています。

勤務時間は基本、薬品エリアにいます。

そのエリア内で前だし、品出し、POPの張り替え等の業務を行います。

日によっては、日用品の商品が沢山入ってくる日がありますが、手伝わなくても何も言われません。

「手伝いましょうか?」と言っても、断られます。

「店長からの指示で、〇〇さんは、薬品以外はやらせるな、と言われてますので」という言葉が返ってきます。

もし、他のエリアを品出ししている場面を店長に見られたら、

怒られるのは薬剤師ではなく、社員の方です。

社員の方がかわいそうなので、手伝わないようにしましょう。

なので、何も気にせずに薬品エリアでいましょう。

 

店長がとても大事にする

続いて、この件です。これも、入ってみないとわからない部分です。

なぜ、とても大事にされるか?なのですが

  1. 薬品は利益の大黒柱。更に第一類医薬品を取り扱う事が出来る薬の専門家
  2. 他の従業員の知識向上の為には絶対的に必要な存在

 

先ずは、①からです

ドラッグストアなので「薬品」を売らないと、利益が取れません。日用品・食品をガンガン売っても利益が取れません。

健康食品は利益は取れますが、売上の面で薬品より劣ってしまうので、薬品はドラッグストアの利益の大黒柱です。

その専門家です。滅茶苦茶重宝されます。

ましてや、第一類医薬品は薬剤師がいないと、販売できないので、なおさらです。

僕は登録販売者の資格を持っていますが、よく店頭で聞かれます。

「ロキソニンは?」や「ガスター10は?」と。(2022.7.29執筆時点での第一類医薬品です)

その度に「申し訳ございません。薬剤師がいないので取り扱いが出来ないです。」と答えています。

その時の名札をメッチャ見られ、残念な顔な顔をされます。

しかも、その商品が欲しくてレジに並んできたお客さんを取りこぼすといった、残念な事が発生するので大事にされます。

その他にも「薬のこと聞きたいんだけど薬剤師さんいる?」と聞かれ、「この店にはいません」と答えると

「それじゃ、いいわ」と帰ってしまう時があります。

これも、購入意思があるのに取りこぼしてしまうといった、という残念な出来事です。

 

次に②です。

他の従業員は薬品の事は知りません。健康食品に対する知識もないです。

薬剤師の方がいる店、いない店を両方経験していますが、店舗従業員の薬品に対する知識量は前者の方が多いです。

登録販売者とは知識の量、質が違います。引き出しが多いので説明の仕方も違います。

そのような方が身近にいると、わからないことはすぐに聞けて解決できるのです。

わからない時点ですぐに聞くと、情報が頭の中にすぐに入ってきますし、なによりわかりやすい説明でスーッと入ってきます。

そしたら、情報の引き出しが増えて、薬剤師以外の従業員でも説得力のある言葉が出てきて販売することが出来ます。

でも、薬剤師がいないと自宅に持ち帰って調べますが、忘れている時もあったり、書いていることが専門的すぎていまいちピンとこない時もあったりして、知識の向上に繋がりにくいのです。

新卒でドラッグストアに入り、将来を担っていくであろう新入社員の方、これから薬品の勉強をしていく人にとっては、必要な存在です。

実際に僕も、薬剤師の方に聞きながら登録販売者の資格を取り、取得後も聞いて勉強していました。

薬の専門家である薬剤師の方と、登録販売者の資格を持っている先輩社員とでは、説明の仕方が違いました。

やはり、薬剤師の方が内容濃くわかりやすく説明をしてくれます。

 

ドラッグストアで販売している約9割の薬品は登録販売者でも販売することは出来ますが、

残りの1割は薬剤師でないと販売できません。

この1割が大事なのです。

”薬剤師がいる店で、この店に行くと第一類医薬品ある”

”薬剤師がいない店だから、この店には第一類医薬品がない”

集客にも影響を及ぼします。

その薬剤師の方を目当てで来るお客さんもいるからです。

 

また、”薬を販売してくれる”という面だけではなく、

”従業員の知識向上”にも

薬剤師という方はドラッグストアには絶対的に必要な存在なので、店長がとても大事にします。

 

まとめ

ドラッグストアに勤務しようかと迷っている薬剤師の皆さん、いかがでしょうか?

語弊があるかも知れませんが、薬を販売しなくてもそこに”存在するだけ”でもいいのです。

登録販売者の方は薬剤師の方が身近にいてくれると安心します。

薬剤師の方はドラッグストアに必要な存在です。

全てのドラッグストアに薬剤師の方がいることを願っています。









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