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香川県にある道の駅「香南楽湯」に【じゃらん】のポイントを利用して行ってきました。(負担金100円!)
道の駅に併設されている温泉施設は、ドライブや車中泊をする人にとってとても便利な施設ですね。
香南楽湯は、弱アルカリ性低張性冷鉱泉という泉質(療養泉に該当する”泉質”ではないです)をもっており、地元の方の憩いの場所となっています。
今回は、香南楽湯の温泉の特徴と施設のレビューを執筆しますので、ぜひ最後までお読み下さい。
温泉分析表から見た道の駅香南楽湯温泉4つのかくれた良さ
*タイトルにある「かくれた」は、法律上表示ができない・公表ができない、温泉分析表に書かれている数字が物語っているという意味です。
施設に表示していたのを見て作った温泉分析表です。
泉質はないけど、コレ良いんじゃね!というのを赤のマーカで引いてますので、見ていきましょう。
①道の駅香南楽湯の温泉かくれた成分~湯冷めしにくい塩化物泉~
簡単に書くと「塩のパック」です。
塩化物泉は、海水の成分に似た食塩を含み、塩辛く無色透明の湯で塩泉類に属する泉質です。
塩の成分と肌の成分が結びつき皮膜形成による保湿効果があります。
入浴で得られた血行促進効果を維持、保湿剤の役割を果たしてくれて生き生きとした肌を作り、肌の乾燥を防いでくれます。
湯冷めをしにくい「温まりの湯」(熱の湯)と言われるのです。
注目する項目は、陰イオンの中の「塩素(塩化物)濃度」です。
20mval%以上あれば塩化物泉の条件の1つに該当する中、35.18mval%と表示があり、必要条件の約1.8倍の濃さがあることが判明します。
残念ながら塩化物泉に認定される他の条件をクリアできなかったので、泉質に「塩化物泉」とは書けませんでしたが、香南楽湯の温泉は湯冷めしにくい温泉です。
②道の駅香南楽湯の温泉かくれた成分~美人(美肌)の湯~
弱アルカリ性低張性冷鉱泉と書いているので、美人(美肌)の湯です。
ph値が7.5以上で弱アルカリ性に分類され、香南楽湯はph値7.8なので立派な弱アルカリ性の温泉ということになります。(ph値8.5以上からはアルカリ性温泉になります)
温泉の中には、「美人の湯」と呼ばれる温泉があり、入湯すれば肌の角質をとったり、毛穴の汚れをとったりして、温泉の成分的に言えば、「美肌の湯」ということになります。
ph値が高いほど肌の角質をとる働きは強くなるのですが、強すぎると肌が弱い人には好ましくありません。
弱アルカリ性程度が適度な刺激があり、美肌効果が高いといわれています。
一方で気を付けることは、入浴後の肌の乾燥です。
入浴後は肌表面のバリア機能がなくなり、肌の水分が抜けやすい状態になっています。
対策は、入浴後10分以内(可能なら1分以内)できるだけ早く保湿剤を塗ることです。
*美肌の湯に関しては”かくれた良さ”というより、そのままの美肌効果です。
”かくれた”にした理由は、自分が温泉ソムリエ講座を受ける前は全く知らなかったから、今回に限り温泉ソムリエ講座修了後に行った初めての温泉なので”かくれた”にしました。
③道の駅香南楽湯の温泉かくれた成分~肌の洗浄と保湿が一緒にできる~
- 肌の洗浄=ph値7.5以上のアルカリ性成分
- 肌の保湿=塩化物泉
ここまで読んでいただいた方はお気づきかも知れません。
「あれ?香南楽湯の温泉は肌の洗浄と保湿が一緒にできない?」と。
そうなんです。香南楽湯の温泉には以下のかくれた成分があります。
- かくれ塩化物泉(保湿)
- かくれ美人(美肌)の湯(洗浄)
です。
本来、美人(美肌)の湯に入ると、保湿剤の代わりに塩化物泉に入り水分の蒸発を抑える必要があるのです。
「湯巡り」が必要になります。
面倒くさいですよね。脱いで着て脱いで着てを繰り返すのは。
香南楽湯の温泉は、湯巡りをする必要がなく肌の洗浄と保湿をしてくれる一石二鳥の温泉なのです。
④道の駅香南楽湯の温泉かくれた成分~家族で入れる優しい温泉~
香南楽湯の泉質:「弱アルカリ性低張性冷鉱泉」
- 弱アルカリ性=ph値
- 低張性=浸透圧
- 冷鉱泉=温泉分類
を表しています。
ここでは詳しくは書きませんが、注目する項目は「低張性」です。
浸透圧は体の細胞液の濃度を基準にした数字で、低張性というのは水分が体に浸透しやすいという意味です。
どう言うことかと書くと、「優しい温泉」と表現することができ、湯あたりしにくい温泉となります。
- 湯巡りする最初の温泉
- 湯治湯するときの最初の温泉
- 子供から高齢者まで家族みんなで入る温泉
などという場面で利用するといいです。
道の駅香南楽湯の温泉施設のレビュー
ここからは、施設の簡単な紹介をします。
施設の外観です。
第1駐車場は50台ぐらい停められそうですが、行った時(平日14時ぐらい)は満車。第2駐車場が道を挟んで向かい側にあるので、そっちに行きました。
外観です。
入り口に繋がるエントランス。
イベントのカレンダーです。
チョコレートの湯があるみたいですね。どんな湯なんでしょうか。
入口に入ってすぐの場所にあります。
香川の名産オリーブ牛やオリーブ豚を使用しているようです。
物産エリアや温泉エリアの入口を入ると見える温泉の案内板です。
本日入浴する温泉の案内です。
毎週木曜日に交代するようなので、スケジュールを知りたい方は香南楽湯 の公式サイトでご確認ください。
写真撮影ができたのは、ここまでです。
お客さんが多く撮影ができませんでしたので文章で。
2階→浴場、休憩所、軽食屋、トイレ
3階→休憩所、トイレ
です。
各階ともFreeWi-Fiがありました。
道の駅香南楽湯温泉へのアクセス方法
・郵便番号:761-1404
・住所:香川県高松市香南町横井997-2
・電話:087-815-8585
・営業時間
→10:00~23:00(最終受付22:30)
→定休日:第3水曜日(祝日の場合は翌日休)
・駐車場:香南楽湯67台 道の駅34台
・料金表
*公式サイトより引用
公式サイト:香南楽湯 | 創裕
*情報は、2025年3月12日現在です。料金や営業時間の変更があるかも知れませんので、訪問時は公式サイトをご確認ください。
まとめ:道の駅香南楽湯の温泉はかくれた名湯である
香南楽湯温泉の4つのかくれた特徴は以下の通りです。
- 湯冷めしにくい”かくれ塩化物泉”
- 弱アルカリ性(ph値7.8)の”美人(美肌)の湯”
- 肌の”洗浄”と”保湿”が一緒にできる
- 家族で入れる”優しい温泉”
です。
事前に温泉の良さを知り、楽しく入浴しましょう。